田んぼの準備に続き、「種子」の準備も始まりました。
まずは、「塩水選(えんすいせん)」です。
種子用に生産された籾(もみ)を、調製した塩水に投入します。
○ 充実した種子 : 比重が重く、沈む
△ 充実が足りない種子 : 比重が軽く、浮く
浮いた種子を取り除き、より充実した良い種子だけを使用します。
良い苗を育てるための大切な工程です。
塩水選で選別した後は、「温湯消毒(おんとうしょうどく)」を行いました。
農薬の使用を減らすため、種子を60℃のお湯に浸けて熱で病原菌を減らします。
あとは、10日ほど水に浸けて発芽の準備をさせる「浸種(しんしゅ)」に入ります。
この地味な工程も重要で、水温などの管理が雑になると、発芽がバラついてしまいます。
新潟米「新之助」公式サイト、SNS(Twitter、Instagram、Facebook)では、
今後も「新之助」のお米づくりの様子をお届けしていきます。
撮影協力:新潟県農業大学校
あたたかくなってきた新潟。
今日は曇り空でしたが、新潟米「新之助」のお米づくりの準備が始まりました。
まずは、「耕うん」です。
稲がしっかりと根を張れるよう、丁寧に土を耕していきます。
新潟米「新之助」公式HPやSNSでは、今後も「新之助」のお米づくりの様子をお届けしていきます。
お楽しみに!!
撮影協力:新潟県農業大学校
今日の新潟は快晴で、晩生品種の新潟米「新之助」も黄金色の稲穂が垂れ下がり、
収穫の時期を迎えています。
新潟県農業大学校では、稲作経営科の学生さんたちが稲刈りを行っていました。
新之助のほ場担当の遠藤さんと斉藤さんは、
「新之助の指針に基づく栽培は大変だったけれど、仲間に相談しながら収穫を迎えられた。この経験を就農先で活かしていきたい。」と話していました。
今年も美味しい新米の新之助が皆さまの元に届きます。
取材協力:新潟県農業大学校
今日の新潟は快晴ですが、台風10号の影響により猛暑日になりそうです。
今月3日には、9月の観測史上初の40℃越えが県内で観測されるなど、
まだまだ暑い日が続いています。
そんな中、暑さに強い新之助は出穂から約4週間たち、
稲穂が垂れて黄色く色づいてきました。
晴天で暑い日が多いため成熟がやや早まり、
新潟県農業大学校のほ場では、9月下旬頃に収穫時期を迎える見込みです。
もうすぐ、新之助の新米をお届けします。
撮影協力:新潟県農業大学校
出穂(しゅっすい)が始まってから1週間ほどで、ほ場全体の穂が出揃い、
さらに1週間経った今では、蓄えられたデンプンの重さで穂が傾き始めました。
太陽の光を浴び、おいしいお米になっていきます。
今後の天候にも左右されますが、
新潟県農業大学校のほ場では、9月末頃に収穫を迎える見込みです。
撮影協力:新潟県農業大学校
「穂肥(ほごえ)」は、充実したおいしいお米にするため、稲穂が出る前に行う大切な追肥です。施用する時期や量を誤ると食味の低下につながるので、生育状況などを見極めて慎重に行います。
8月上旬、新潟市内の生産者、髙野慶博さんが栽培する新潟米「新之助」のほ場では、ドローンを活用した穂肥散布が行われていました。
スマート農業(ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用した新たな農業)というと、新潟県も舞台になったTVドラマ「下町ロケット」を思い出す方も多いのではないでしょうか。ドラマでは自動運転・無人トラクターなどが取り上げられていましたが、農業用ドローンもその一つ。
肥料や農薬の散布作業にドローンが導入され、現場の人手不足の解消や、中山間地の棚田など足場が悪い場所での安全で効率的な作業が期待されています。
撮影協力:生産者 髙野慶博さん(新潟市秋葉区)
中生(なかて)品種のコシヒカリなどに続いて、
晩生(おくて)品種の新潟米「新之助」も、いよいよ出穂(しゅっすい)が始まりました。
出穂した稲穂では、午前中に稲の花が咲きます。少し地味ですが。
なお、新潟県農業大学校の新之助は、出穂の時期は昨年並とのことです。
今年も暑い夏になりそうですが、
暑さに強い特性を備えた新潟米「新之助」は、稲穂が実る9月下旬頃まで、
日光を浴びて充実した美味しいお米になっていきます。
その実力は、猛暑だった昨年でも証明済みです!
撮影協力:新潟県農業大学校
今朝の越後平野は夏霞がかかり、遠くの山々がぼんやりしています。
蒸し暑いです。
新潟米「新之助」の幼い稲穂は、茎の中でかなり生長していました。
あと数日のうちに、茎が一気に伸びて稲穂が茎の中から出てきますが、
これを「出穂(しゅっすい)」といいます。
今日の新潟地域の最高気温は33度でした。
これからも暑い日が続くと思いますので、皆さま熱中症にはくれぐれもお気をつけて。
撮影協力:新潟県農業大学校