成熟する時期が遅い晩生 (おくて) 品種の新之助もようやく、稲穂が出始めました。
「出穂 (しゅっすい)」と言います。
稲の穂は、筒状に包むように守っていた葉の中から、茎の伸長によって徐々に抽出し、
その直後に開花します。
開花するのは、雨や風の影響が少ない穏やかな日の正午頃の数時間だけ。
後にお米を包む「籾殻(もみがら)」になる一対の穎花(えいか)が開いて中から雄しべが抽出し、
1時間ほどで穎花は再び閉じてしまいます。
今日は撮影が13時過ぎだったので、ほとんどが閉じた後でした…
これから1週間ほどで穂が出揃い、おいしいお米が稔っていきます。
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ぜひご覧ください。
撮影協力:新潟県農業大学校