8月1日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
新潟県を含む北陸地方もようやく梅雨が明け、夏の天気もいよいよ本番です。

新潟米「新之助」を栽培する3名の学生のうち、1名は苗の植え付け前に肥料を施用し、穂が出る前に追肥を行う栽培に、2名は1年間の稲作に必要な肥料を全量植え付け前に施用する栽培に取り組んでいます。
撮影日は、追肥を行う田んぼを管理する学生が、新潟米「新之助」の幼穂の長さを調査していました。調査した茎の幼穂は、1cmから長いものでは数cmに発育した茎も。この田んぼでは、お盆頃には穂が出ている様子が確認できそうです。

(赤い丸の部分が「幼穂」。この茎では1cm程度に発育)
同じ日、農業大学校の別のほ場では、農機具メーカーと連携した農業ドローンによる肥料散布作業が行われていました。

新しい技術について、座学だけでなく、作業を通じて効果を実際に感じることで、学生のみなさんは水稲の栽培管理や稲作経営を学んでいます。
撮影協力:新潟県農業大学校
7月19日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

前回の撮影から2週間、稲の体の中で、穂のもとになる「幼穂(ようすい)」がつくられはじめたころでしょうか。
新潟米「新之助」は、基本的に穂が出る21~18日前と12~10日前の2回、生育の状況に応じて、追加で肥料を与えますが、そのタイミングは「幼穂」の長さで判断します。
学生のみなさんの調査にも、力が入りますね。

新潟米「新之助」の田んぼの周りには、早くも穂を出している稲も。こちらは収穫時期が早い早生(わせ)品種です。

農業大学校では、新潟米「新之助」の他にも様々な品種が作付けされており、それぞれ担当する学生が丁寧に管理しながら、稲作経営を学んでいます。
撮影協力:新潟県農業大学校
7月5日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
今年の新潟県は、平年に比べだいぶ遅い梅雨入りでした。この日は徐々に青空が広がり、暑いながらも良い撮影日和です。

前回の撮影から2週間程度経ち、新潟米「新之助」の1株1株もだいぶ大きくなってきました。
学生のみなさんが切った田面の溝も、しっかりと役割を果たしているようですね。

7月下旬頃には、稲穂のもとになる「幼穂(ようすい)」がつくられます。収穫はまだ数カ月先ですが、秋の実りに向けて、稲の体の中では着実に準備が進んでいます。
撮影協力:新潟県農業大学校
6月19日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
田植えから1カ月が経過しました。

農業大学校がある新潟市西蒲区は6月に入り天候が良い日が多く、新潟米「新之助」の稲姿も見違えて大きくなりました。
晴天に恵まれたこの日も、1枚1枚の葉でしっかりと太陽の光を受け止めます。

新潟米「新之助」のほ場では、茎の数が増えすぎないよう、田んぼの水を落とす「中干し」が始まっていました。
撮影当日は、学生のみなさんによる「溝切り」作業が行われました。田面にV字の溝を切ることで、フェーンが起こった時に速やかにかん水したり、長雨となった場合に容易に排水することができます。
田面を歩きながら行う大変な作業、学生のみなさんおつかれさまでした!

撮影協力:新潟県農業大学校
5月31日の朝、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
18日の田植えから約2週間が経ちました。新潟米「新之助」の苗は、田んぼに新しい根を伸ばし、しっかり根づいたようです。
これから徐々に新しい茎を増やし、葉を伸ばしていきます。

田んぼに刺さった青いポールは、新潟米「新之助」を担当する学生が稲の生育を調査するポイントの目印です。ポールの設置などの調査準備のために入った足跡が見えますね。
生育に応じて適切に管理を行うため、5日ごとに調査が行われます。

この日、農業大学校の別のほ場では、農機具メーカーと連携した自動運転田植え機による田植え作業が行われていました。
学生のみなさんは、稲作の基本をしっかりと学びつつ、最新の技術にも触れながら、それぞれが目指す目標に向けて知識や経験を積み重ねています。

撮影協力:新潟県農業大学校
5月18日、農業大学校で新潟米「新之助」の田植えが行われました。

この日は朝から好天に恵まれました。学生のみなさんは、青空のもと田植え機を使い、これまで丁寧に管理してきた苗を担当する田んぼに植えていきました。
4月末に種をまいてから、夏のように暑い日や冬に戻ったかのような寒い日もあり、温度や水の管理がとても大変だったと思います。学生の皆さん、おつかれさまでした。


新潟米「新之助」は、例年9月下旬に収穫時期を迎えます。
秋の収穫までの約4か月間、学生の皆さんは稲の生育の様子をよく観察・調査しながら、栽培管理を行います。
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟県農業大学校2年生の学生が、稲作のポイントを学びながら栽培する新潟米「新之助」。
今年もその生育の様子をお伝えしていきます。
4月30日、今年度新潟米「新之助」を栽培する3名の学生が、苗箱に稲の種をまく「播種」の作業を行いました。
稲の播種専用の機械を使って、苗箱に土を敷いて水をかけ、そこに均一に種をまき、最後に上から土をかぶせます。
この日は学生3名分、約250枚の苗箱に播種しました。

その後、播種した苗箱をビニールハウスに並べ、育苗用のシートをかぶせました。
苗箱にまいた種が、土からしっかりと芽を出すよう保温します。

5月中旬の田植えに向けて、学生の皆さんはハウスの温度などに気を配りながら、健康な苗に育つよう管理を行います。
撮影協力:新潟県農業大学校
9月26日、農業大学校で新潟米「新之助」の収穫作業が行われました。
田植えから約4か月、梅雨明け後には猛暑が続いた中、農業大学校の学生さんは細心の注意を払いながら管理してきた稲は、きれいな黄金色の稲穂を垂らし、収穫の時を待ちます。

この日は、農機具メーカーさんからご協力をいただき、最新のコンバインを使っての実習です。
学生さんはコンバインの機能や操作方法を学び、緊張しながらも、丁寧に新潟米「新之助」を収穫しました。
収穫したお米は、乾燥と籾すりの作業を経て、玄米に調製された後に出荷されます。
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稲作経営科のみなさん、種もみの準備に始まり、苗づくりや猛暑の中の栽培管理、生育・収量調査など、本当におつかれさまでした。
新潟米「新之助」の栽培に注いだ思いや真心は、おいしさとともにきっと消費者のみなさんに届くことと思います。
今年も取材へのご協力、ありがとうございました。
撮影協力:新潟県農業大学校
9月5日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
稲穂は頭を垂れ、徐々に黄色味を帯びてきました。

取材当日は、早生(わせ)品種の「こしいぶき」の収穫作業が行われていました。
農業大学校の新潟米「新之助」も、あと20日ほどでいよいよ収穫の時期を迎えます。

品種比較の田んぼは、早生品種で収穫時期を迎えました。
ほ場の中の品種による成熟期の違いが、まるでパッチワークのように見えます。

写真で見える丸いくぼみは、大学校の学生さんが収量などの調査のために抽出して刈り取った跡です。
1平方メートル当たりの穂の数や、1つの穂についた籾の数など、稲の収量を構成する項目などを調査し、品種ごとの特徴を確認します。

(左:新潟米「新之助」、右:五百万石)

(左:ゆきん子舞、右:こしいぶき)
撮影協力:新潟県農業大学校
8月16日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
田植えから約3ヵ月経ち、田んぼの稲のほとんどが穂を出しました。

穂は「えい花」と呼ばれる小さな花がたくさん集まってできており、1つ1つが花を咲かせてお米を稔らせます。
穂から出ている白いものはおしべです。稲の花は、晴れた日の午前中しか咲きません。

開花の適温は30℃前後と言われていますが、今年の新潟県は、梅雨明け以降、気温が高い日が続いています。
穂が出揃う頃は稲が最も水を必要とする時期です。この時期の農家さんは稲が水分不足にならないよう、こまめに水管理を行います。
この日は、学生さんが水管理作業をしていました。暑い中の作業お疲れさまでした。
品種比較の田んぼは、収穫時期の違いが見た目にもはっきりしてきました。
収穫時期の遅い晩生(ばんせい)品種の新潟米「新之助」は、穂を出して間もないため、穂がまだまっすぐ立っています。
一方、収穫時期の早い早生(わせ)品種の「ゆきん子舞」や「こしいぶき」は籾(もみ)にデンプンが蓄えられ、だんだんと頭が垂れてきています。
醸造用の「五百万石」は、黄金色に色づき始めており、早ければ8月末には収穫できるかもしれません。

(左:新潟米「新之助」、右:五百万石)

(左:ゆきん子舞、右:こしいぶき)
新潟県の収穫の秋はもうすぐそこまで近づいています。
撮影協力:新潟県農業大学校