8月3日、農業大学校の新潟米「新之助」のほ場で、穂が出る前のタイミングで肥料を与える「穂肥(ほごえ)」の作業が行われました。

稲がしっかり実るためには、穂ができる前に適切な量の栄養を届けることが重要です。
このタイミングで肥料を与えることで、一粒一粒がしっかり実り、おいしいお米に育ちます。
ただし、肥料を与えすぎると品質低下の原因にもなります。さらに新之助には品質を保証するために、玄米タンパク質含有率の厳しい基準があります。そのため、稲の生育状況に応じて量を調整しながら、慎重に穂肥を行いました。
穂肥の散布は、散布機を背負い水田を歩いて行います。蒸し暑い中での作業だったため、熱中症対策を十分に行い、適宜交代しながら協力して作業を進めました。

この後は出穂(しゅっすい:穂が出ること)を迎え、いよいよお米らしい姿へと変わっていきます。引き続き、お米がしっかり実るようにきめ細かな水管理を行っていきます。
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟米「新之助」のほ場を担当する学生の皆さんは、定期的に稲の生育状況を調査しています。
ほ場内に調査地点を設置し、約5日おきに稲の長さ、茎の数、葉の枚数、葉の色の濃さを一つ一つ確認します。生育調査は手間のかかる作業ですが、稲の状態を正確に把握し、水管理の時期や肥料を与える量・時期を調整する重要な工程であるため、おいしいお米を育てるには欠かせない作業となっています。

調査を担当した学生さんからは、「順調に稲が育っている。今年も暑くなりそうなので、茎の数が過剰にならないよう、適切なタイミングで中干し(※)を行いたい。」とコメントがありました。
※中干し:茎の数が増えすぎないよう生育を調整するため、田んぼの水を落とす作業のこと。
田植えから約3週間が経ち、稲は草丈を伸ばし、茎をどんどん増やしています。

これから梅雨、そして暑い夏がやってきますが、体調と稲の生育に気をつけながら作業を行っていきます!
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟県農業大学校2年生の学生が、稲作のポイントを学びながら栽培する新潟米「新之助」。
今年も学生が行う作業の様子や、稲の生育の様子などをお伝えしていきます。
新潟米「新之助」の米づくりは、苗の準備からスタート。
4月27日に、苗箱に種もみをまく「播種(はしゅ)」の作業を行いました。
種もみは、事前に、温かいお湯につけて病原菌の消毒を行った後、発芽揃いがよくなるよう、ほんの少し芽を出した状態にしておきます。
専用の機械を使い、均一に種もみを苗箱にまき、ビニールハウスに並べて苗を育てます。

播種(はしゅ)から田植えまでは約20日間。
この間、学生の皆さんが、ハウス内の温度が上がりすぎていないか、水が足りているかなど、細やかに気を配りながら管理を行い、苗は丈夫に育ちました。

そして、5月21日、いよいよ田植えの日を迎えました。
これまで育ててきた苗を田んぼへ運び、学生の皆さんが田植え機を操作して丁寧に苗を植えていきます。前日までの夏のような暑さから一転、この日は雨の中での作業でしたが、苗が浮かずしっかり根付くよう、田植え機の速度を調整するなど工夫しながら取り組む姿が見られました。

今年度、新潟米「新之助」を担当する学生さんは、「品質が良く、収量のとれる新之助を目指して、今後の管理も一つ一つ丁寧に行っていきたい」と意気込みを語ってくれました。
これから秋の収穫までの約4か月間、学生の皆さんが調査を行いながら、稲の生育状況に合わせた管理を行っていきます。
(農業大学校では取材日(5月21日)以外に5月18日・22日に新潟米「新之助」の田植えを実施しました。)

撮影協力:新潟県農業大学校
9月30日、秋晴れの中、農業大学校で新潟米「新之助」の収穫作業が行われました。
田植えからおよそ4か月半がたち、新潟米「新之助」は見事な黄金色になりました。

学生のみなさんは、コンバインを慎重に操作して、新潟米「新之助」を田んぼの隅々まで丁寧に刈り取りました。トンボも空から作業の様子を見守ってくれています。

稲作経営学科の学生のみなさんが、半年間に渡り、丹精込めて育てた新潟米「新之助」は、いよいよ消費者の皆さんの食卓に届けられます。
農業大学校のみなさん、今年も取材への御協力、ありがとうございました。
撮影協力:新潟県農業大学校
7月25日、田植えから2カ月以上が経過した農業大学校の新潟米「新之助」のほ場で、穂が出る前のタイミングで肥料を与える「穂肥(ほごえ)」の作業が行われました。

穂肥は、穂が出た後も稲の栄養状態を良好に維持するためにとても重要な作業です。
稲の茎の中で育っている幼穂(ようすい)の長さや、稲の草丈や茎数、葉の色などの生育状況を確認し、与える肥料の時期や量を判断します。
この日の穂肥の散布は、背負い式の動力散布機を使用しました。
ほ場内で均一に散布するため、あぜ道からだけでなく、ほ場の中にも入ります。

1つのほ場を区分し、肥料の種類を変えて栽培試験を行う学生さんは、区画ごとに手作業で散布しました。

梅雨が明け、強い日差しが射す中、重い機材を背負っての作業、学生の皆さん、本当におつかれさまでした。
撮影協力:新潟県農業大学校
農業大学校の新潟米「新之助」のほ場では、茎の数が増えすぎないよう、稲の生育量を調節するために田んぼの水を落とす「中干し」が行われています。
その「中干し」とセットで行われるのが、「溝切り」の作業です。
またがるタイプや手押しのタイプの機械を使用し、学生の皆さんが田面にV字の溝を切っていきます。

この時期に溝を切っておくことで、フェーンが起こった時に素早く田んぼに水を行き渡らせたり、逆に長雨となった場合には容易に排水することができるようになります。
とても労力がかかりますが、今後のほ場の管理を円滑に実施するため、とても重要な作業です。


(ドローンで撮影した農業大学校のほ場)
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟米「新之助」のほ場を担当する学生の皆さんは、定期的に稲の生育状況を調査しています。
稲の茎数の増え方などを正確に把握するため、調査を行う箇所は、田植え機での植え付けではなく、別途個別に選定した苗を、本数を統一して手植えします。

その後、5月30日の初回調査を皮切りに、稲の長さ、茎の数、葉の枚数、葉の色の濃さを約5日間隔で調査します(写真は初回調査の様子)。

田植えから1カ月が経過し、稲も大きく生長してきました。

これから田んぼの水を落とす「中干し」作業の開始時期や、追加で与える肥料の量の判断材料になる生育調査。
これから夏にかけて暑い日が続きますが、学生の皆さん、体調に気をつけてがんばってください!
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟県農業大学校2年生の学生が、稲作のポイントを学びながら栽培する新潟米「新之助」。
今年も学生が行う作業の様子や、稲の生育の様子などをお伝えしていきます。
田植えに向けた苗の準備は、まずは新潟米「新之助」の種もみの消毒からスタートです。
60℃の温かいお湯に10分間種もみを漬けることで、熱処理による病原菌の消毒を行いました。

苗箱に種もみをまく「播種」の作業は、4月30日に行いました。
少し芽を出した状態で準備したの種もみを、機械を使って均一に播種した苗箱をビニールハウスに並べます。


播種から田植えまでの約20日間、学生の皆さんはハウスの温度管理や潅水などに気を配り、土からしっかりと芽を出し、苗が健康に育つよう管理を行いました。
そして、朝から晴天に恵まれた5月16、19日の両日に、新潟米「新之助」の田植えを行いました。
学生のみなさんは、この日まで丁寧に管理してきた苗を、田植え機を使って担当する田んぼに丁寧に植えていきました。この日からほ場での管理がスタートです。


今年度、新潟米「新之助」を担当する学生さんは、「高品質でおいしい新之助を消費者の皆さんに届けたい」と意気込みを語ってくれました。
9月下旬頃の収穫まで約4か月間、学生の皆さんは、新潟米「新之助」の生育状況をよく観察・調査しながら、栽培管理を行います。
撮影協力:新潟県農業大学校
10月1日、農業大学校で新潟米「新之助」の収穫作業が行われました。
5月18日の田植えから約4か月半、農業大学校の学生のみなさんは、稲の生育状況を観察・調査しながら、栽培管理を続けてきました。
9月下旬の降雨により、想定した時期よりもやや遅れたものの、この日無事に収穫の日を迎えました。

収穫前の田んぼに、円形に刈り取られた箇所がありました。
担当する学生さんが、調査のために、コンバインでの収穫前に刈り取った跡です。
事前に刈り取った稲から、穂の数や収量などを細かく調査します。

いよいよコンバインでの収穫です。この日は、1枚の田んぼを2台のコンバインで収穫しました。
学生のみなさんはコンバインを上手に扱い、黄金色に稔った新潟米「新之助」を丁寧に収穫しました。


稲作経営科の学生のみなさん、苗づくりや栽培管理、生育・収量調査など、半年間本当におつかれさまでした。
手塩にかけて育てた新潟米「新之助」は、きっと消費者のみなさんに喜んでいただけると思います。
今年も取材へのご協力、ありがとうございました。
撮影協力:新潟県農業大学校
9月4日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。
穂が出てから約3週間、籾の1つ1つにデンプンが蓄えられ、穂は頭を垂れてきました。

穂が出た直後は緑色だった籾も黄色くなり始めました。あと3週間ほどで稲穂はきれいな黄金色に変わります。

これまで学生のみなさんが丁寧に管理してきた新潟米「新之助」。順調に稲の稔りが進めば、9月下旬に収穫される予定です。
撮影協力:新潟県農業大学校