5月19日、農業大学校で新潟米「新之助」の田植えが行われました。
前日までの好天が嘘のような、時折雨も混じる天気でしたが、3週間前に学生たちが種をまき、温度などに気を配りながら管理してきた苗が、無事に田んぼに植えられました。
稔りの秋に向けて、植えられた苗は、このあと田んぼに根をのばし、徐々に茎の数を増やしていきます。
この田んぼの近くでは大学校の1年生が、1つの田んぼでいろいろな品種の生育を比較するための田植えを行っていました。もちろん新之助も入っていますよ。
こちらの生育の様子も随時お知らせしていきます!
撮影協力:新潟県農業大学校
今年も新潟県農業大学校の学生が、稲作を学びながら栽培する新潟米「新之助」の生育の様子を御紹介します。
大学校では、4月28日に稲の種子を苗箱にまく「播種(はしゅ)」の作業を行いました。
播種に向けてあらかじめ下準備を行い、少し芽を出した状態の種子を、機械を使って均一に播きます。
苗箱の横の黄色いテープは、新潟米「新之助」の目印。管理や田植えの時に品種を間違えないための工夫です。
昔から農業には、「苗半作(なえはんさく)」という言葉があります。
苗の出来によって、その年のお米の出来の半分が決まるといって良いくらい、お米づくりにとって苗づくりは重要です。
田植えまでの約20日間、苗が健康に育つよう、学生たちはハウスの温度などに注意しながら苗の管理を行います。
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟県農業大学校(新潟市西蒲区)で栽培していた新潟米「新之助」が、収穫の日を迎えました。
5月19日の田植えから138日間。
毎年この時期になると思うのですが、長いようで、あっという間です。
今年は苗づくりが思ったようにいかず、田植え後は少し遅れ気味での生育でしたが、
秋には立派な稲になりました。
この日は、農機具メーカーのご協力で最新のコンバインを使っての収穫作業も体験。
稲作経営科のみなさんが、最新型コンバインの機能や操作方法を学びながら、作業を行いました。
新之助の栽培ほ場を担当された松下さん、林さんはじめ、稲作経営科のみなさん、
種子の準備に始まり、苗づくり、定期的な生育調査と日頃の栽培管理など、ご苦労さまでした。
みなさんが育てた新之助、消費者のみなさんにも喜んでいただけそうですね。
今年も取材へのご協力、ありがとうございました。
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟県農業大学校では、稲が青々と育つ田んぼで「溝切り」作業が行われていました。
「溝切り」は、広い田んぼ一面に、2~3m程度の間隔でV字状の溝をつける作業です。
この溝を作ることで、入水時には田んぼ全体に水を行き渡らせ、排水する際もスムーズに排水溝から流れ出るようになります。例えば、フェーン現象などの異常気象が予想されるときは、速やかに入水することで、高温から稲を守ることができます。
暑い中での地味な作業ですが、おいしいお米を作るための大切な作業です。
公式SNSアカウント(Twitter、Instagram、Facebook)でも作業の様子をご紹介しています。
ぜひご覧ください。
画像提供:新潟県農業大学校
は種から3週間。
気持ちの良い青空の下、いよいよ新潟県農業大学校でも新潟米「新之助」の田植えが行われました。
ハウスで大切に育ててきた苗が田植機にセットされ、田んぼに一定の間隔で植えられました。
秋には、おいしい新之助になるように、このあとも手間暇かけて育てていきます。
撮影協力:新潟県農業大学校
は種してから、2週間が経ちました。
この時期は「硬化期(こうかき)」と言い、ハウスを開けて冷たい外気に慣れさせます。
順調に育った苗は、緑色が濃くなってきました。
田植えまで、あと1週間です。
新潟県農業大学校の新之助は、苗の「緑化期(りょくかき)」に入りました。
芽の出始めは薄かった色が、既に1枚目の葉が開いてきれいな緑色になりました。
5月に入ると気温が高くなり、ハウスの換気をすると風が吹き込んで水分も失われます。
だから、毎朝の水やりはとても大切。
これからは、5月の田植えに向けて外気や日照、風など、外の環境にゆっくり慣れさせていきます。
撮影協力:新潟県農業大学校
新潟は少し肌寒い日が続いています。
新之助の種籾(たねもみ)を「は種」してから4日が経ちました。
温かいハウスの中、保温シートの下で芽が出揃ってきました。
撮影協力:新潟県農業大学校