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生育の様子

生育の様子

新潟米「新之助」の収穫作業を行いました

2024年10月03日

10月1日、農業大学校で新潟米「新之助」の収穫作業が行われました。

 

5月18日の田植えから約4か月半、農業大学校の学生のみなさんは、稲の生育状況を観察・調査しながら、栽培管理を続けてきました。

9月下旬の降雨により、想定した時期よりもやや遅れたものの、この日無事に収穫の日を迎えました。

 

 

収穫前の田んぼに、円形に刈り取られた箇所がありました。

担当する学生さんが、調査のために、コンバインでの収穫前に刈り取った跡です。

事前に刈り取った稲から、穂の数や収量などを細かく調査します。

 

いよいよコンバインでの収穫です。この日は、1枚の田んぼを2台のコンバインで収穫しました。

学生のみなさんはコンバインを上手に扱い、黄金色に稔った新潟米「新之助」を丁寧に収穫しました。

 

 

 

稲作経営科の学生のみなさん、苗づくりや栽培管理、生育・収量調査など、半年間本当におつかれさまでした。

手塩にかけて育てた新潟米「新之助」は、きっと消費者のみなさんに喜んでいただけると思います。

 

今年も取材へのご協力、ありがとうございました。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(9月4日 新潟県農業大学校)

2024年09月05日

9月4日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

穂が出てから約3週間、籾の1つ1つにデンプンが蓄えられ、穂は頭を垂れてきました。

 

穂が出た直後は緑色だった籾も黄色くなり始めました。あと3週間ほどで稲穂はきれいな黄金色に変わります。

 

 

これまで学生のみなさんが丁寧に管理してきた新潟米「新之助」。順調に稲の稔りが進めば、9月下旬に収穫される予定です。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(8月16日 新潟県農業大学校)

2024年08月22日

8月16日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

1日の時点で数cm程度だった幼穂も、茎の中で順調に発育し、撮影日にはほぼ穂が出揃いました。

 

 

穂を近くで見ると、白いおしべが確認できます。晴天の下、「穎花(えいか)」と呼ばれる稲の花がしっかりと開花し、受粉できたようですね。

 

穂についた籾の1つ1つがしっかりと稔るためには、十分な日差しだけでなく、稲にしっかりと水を与える丁寧な水管理が必要です。

穂が出たあとの水管理は、田んぼ土が湿った状態を維持できるよう、とても気を配ります。収穫まであと1か月と少し。学生のみなさんの栽培管理も、収穫の秋に向けてもうひと踏ん張りです。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(8月1日 新潟県農業大学校)

2024年08月06日

8月1日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

新潟県を含む北陸地方もようやく梅雨が明け、夏の天気もいよいよ本番です。

 

 

新潟米「新之助」を栽培する3名の学生のうち、1名は苗の植え付け前に肥料を施用し、穂が出る前に追肥を行う栽培に、2名は1年間の稲作に必要な肥料を全量植え付け前に施用する栽培に取り組んでいます。

撮影日は、追肥を行う田んぼを管理する学生が、新潟米「新之助」の幼穂の長さを調査していました。調査した茎の幼穂は、1cmから長いものでは数cmに発育した茎も。この田んぼでは、お盆頃には穂が出ている様子が確認できそうです。

(赤い丸の部分が「幼穂」。この茎では1cm程度に発育)

 

同じ日、農業大学校の別のほ場では、農機具メーカーと連携した農業ドローンによる肥料散布作業が行われていました。

 

新しい技術について、座学だけでなく、作業を通じて効果を実際に感じることで、学生のみなさんは水稲の栽培管理や稲作経営を学んでいます。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(7月19日 新潟県農業大学校)

2024年07月23日

7月19日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

 

前回の撮影から2週間、稲の体の中で、穂のもとになる「幼穂(ようすい)」がつくられはじめたころでしょうか。

 

新潟米「新之助」は、基本的に穂が出る21~18日前と12~10日前の2回、生育の状況に応じて、追加で肥料を与えますが、そのタイミングは「幼穂」の長さで判断します。

学生のみなさんの調査にも、力が入りますね。

 

新潟米「新之助」の田んぼの周りには、早くも穂を出している稲も。こちらは収穫時期が早い早生(わせ)品種です。

 

農業大学校では、新潟米「新之助」の他にも様々な品種が作付けされており、それぞれ担当する学生が丁寧に管理しながら、稲作経営を学んでいます。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(7月5日 新潟県農業大学校)

2024年07月08日

7月5日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

今年の新潟県は、平年に比べだいぶ遅い梅雨入りでした。この日は徐々に青空が広がり、暑いながらも良い撮影日和です。

 

前回の撮影から2週間程度経ち、新潟米「新之助」の1株1株もだいぶ大きくなってきました。

学生のみなさんが切った田面の溝も、しっかりと役割を果たしているようですね。

 

 

7月下旬頃には、稲穂のもとになる「幼穂(ようすい)」がつくられます。収穫はまだ数カ月先ですが、秋の実りに向けて、稲の体の中では着実に準備が進んでいます。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(6月19日 新潟県農業大学校)

2024年06月20日

6月19日、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

田植えから1カ月が経過しました。

 

農業大学校がある新潟市西蒲区は6月に入り天候が良い日が多く、新潟米「新之助」の稲姿も見違えて大きくなりました。

晴天に恵まれたこの日も、1枚1枚の葉でしっかりと太陽の光を受け止めます。

 

 

新潟米「新之助」のほ場では、茎の数が増えすぎないよう、田んぼの水を落とす「中干し」が始まっていました。

撮影当日は、学生のみなさんによる「溝切り」作業が行われました。田面にV字の溝を切ることで、フェーンが起こった時に速やかにかん水したり、長雨となった場合に容易に排水することができます。

田面を歩きながら行う大変な作業、学生のみなさんおつかれさまでした!

 

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の生育状況(5月31日 新潟県農業大学校)

2024年06月05日

5月31日の朝、農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

 

18日の田植えから約2週間が経ちました。新潟米「新之助」の苗は、田んぼに新しい根を伸ばし、しっかり根づいたようです。

これから徐々に新しい茎を増やし、葉を伸ばしていきます。

 

 

田んぼに刺さった青いポールは、新潟米「新之助」を担当する学生が稲の生育を調査するポイントの目印です。ポールの設置などの調査準備のために入った足跡が見えますね。

生育に応じて適切に管理を行うため、5日ごとに調査が行われます。

 

この日、農業大学校の別のほ場では、農機具メーカーと連携した自動運転田植え機による田植え作業が行われていました。

学生のみなさんは、稲作の基本をしっかりと学びつつ、最新の技術にも触れながら、それぞれが目指す目標に向けて知識や経験を積み重ねています。

 

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の田植えを行いました(5月18日 農業大学校)

2024年05月23日

5月18日、農業大学校で新潟米「新之助」の田植えが行われました。

 

 

この日は朝から好天に恵まれました。学生のみなさんは、青空のもと田植え機を使い、これまで丁寧に管理してきた苗を担当する田んぼに植えていきました。

4月末に種をまいてから、夏のように暑い日や冬に戻ったかのような寒い日もあり、温度や水の管理がとても大変だったと思います。学生の皆さん、おつかれさまでした。

 

 

 

新潟米「新之助」は、例年9月下旬に収穫時期を迎えます。

秋の収穫までの約4か月間、学生の皆さんは稲の生育の様子をよく観察・調査しながら、栽培管理を行います。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

新潟米「新之助」の播種(はしゅ)作業を行いました(4月30日 農業大学校)

2024年05月07日

新潟県農業大学校2年生の学生が、稲作のポイントを学びながら栽培する新潟米「新之助」。
今年もその生育の様子をお伝えしていきます。

 

4月30日、今年度新潟米「新之助」を栽培する3名の学生が、苗箱に稲の種をまく「播種」の作業を行いました。

稲の播種専用の機械を使って、苗箱に土を敷いて水をかけ、そこに均一に種をまき、最後に上から土をかぶせます。
この日は学生3名分、約250枚の苗箱に播種しました。

 

 

その後、播種した苗箱をビニールハウスに並べ、育苗用のシートをかぶせました。
苗箱にまいた種が、土からしっかりと芽を出すよう保温します。

 

 

5月中旬の田植えに向けて、学生の皆さんはハウスの温度などに気を配りながら、健康な苗に育つよう管理を行います。

 

撮影協力:新潟県農業大学校

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