農業大学校の新潟米「新之助」のほ場では、茎の数が増えすぎないよう、稲の生育量を調節するために田んぼの水を落とす「中干し」が行われています。
その「中干し」とセットで行われるのが、「溝切り」の作業です。
またがるタイプや手押しのタイプの機械を使用し、学生の皆さんが田面にV字の溝を切っていきます。
この時期に溝を切っておくことで、フェーンが起こった時に素早く田んぼに水を行き渡らせたり、逆に長雨となった場合には容易に排水することができるようになります。
とても労力がかかりますが、今後のほ場の管理を円滑に実施するため、とても重要な作業です。
(ドローンで撮影した農業大学校のほ場)
撮影協力:新潟県農業大学校