新潟県農業大学校2年生の学生が、稲作のポイントを学びながら栽培する新潟米「新之助」。
今年も学生が行う作業の様子や、稲の生育の様子などをお伝えしていきます。
田植えに向けた苗の準備は、まずは新潟米「新之助」の種もみの消毒からスタートです。
60℃の温かいお湯に10分間種もみを漬けることで、熱処理による病原菌の消毒を行いました。
苗箱に種もみをまく「播種」の作業は、4月30日に行いました。
少し芽を出した状態で準備したの種もみを、機械を使って均一に播種した苗箱をビニールハウスに並べます。
播種から田植えまでの約20日間、学生の皆さんはハウスの温度管理や潅水などに気を配り、土からしっかりと芽を出し、苗が健康に育つよう管理を行いました。
そして、朝から晴天に恵まれた5月16、19日の両日に、新潟米「新之助」の田植えを行いました。
学生のみなさんは、この日まで丁寧に管理してきた苗を、田植え機を使って担当する田んぼに丁寧に植えていきました。この日からほ場での管理がスタートです。
今年度、新潟米「新之助」を担当する学生さんは、「高品質でおいしい新之助を消費者の皆さんに届けたい」と意気込みを語ってくれました。
9月下旬頃の収穫まで約4か月間、学生の皆さんは、新潟米「新之助」の生育状況をよく観察・調査しながら、栽培管理を行います。
撮影協力:新潟県農業大学校