7月25日、田植えから2カ月以上が経過した農業大学校の新潟米「新之助」のほ場で、穂が出る前のタイミングで肥料を与える「穂肥(ほごえ)」の作業が行われました。
穂肥は、穂が出た後も稲の栄養状態を良好に維持するためにとても重要な作業です。
稲の茎の中で育っている幼穂(ようすい)の長さや、稲の草丈や茎数、葉の色などの生育状況を確認し、与える肥料の時期や量を判断します。
この日の穂肥の散布は、背負い式の動力散布機を使用しました。
ほ場内で均一に散布するため、あぜ道からだけでなく、ほ場の中にも入ります。
1つのほ場を区分し、肥料の種類を変えて栽培試験を行う学生さんは、区画ごとに手作業で散布しました。
梅雨が明け、強い日差しが射す中、重い機材を背負っての作業、学生の皆さん、本当におつかれさまでした。
撮影協力:新潟県農業大学校