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生育の様子

新潟米「新之助」の生育状況(8月1日 新潟県農業大学校)

生育の様子

新潟米「新之助」の生育状況(8月1日 新潟県農業大学校)

2023年08月02日

8月1日、毎日暑い日が続く農業大学校の新潟米「新之助」の田んぼの様子です。

5月中旬の田植えから70日以上が経過しました。

 

県内で作付けされる品種の中でも収穫時期が遅い晩生(ばんせい)品種である新潟米「新之助」は、稲から穂を出す「出穂」に向けて、現在、葉の鞘の中で穂を生長させています。

このままの天候でいくと、農業大学校のほ場の出穂はお盆前くらいになりそうです。

 

 

この日は、穂の生長を促すとともに、出穂後も稲の葉の色が維持できるよう、学生さんが2回目の追肥作業を行いました。

気温がとても暑い中でも、ほ場に入って丁寧に肥料を散布します。

 

品種比較の田んぼの稲は、品種ごとの違いがよりはっきりしてきました。

 

新潟米「新之助」は、先ほどのほ場と同じくまだ穂が出ていません。

一方、収穫時期が早い早生(わせ)品種の「ゆきん子舞」や「こしいぶき」は、既にほとんどの茎で穂が出そろい、前回紹介した醸造用の「五百万石」は、穂が頭を垂れはじめています。

 

穂が出る時期が違う品種を組み合わせて栽培することで、収穫時期をずらすことができるので、集中する収穫作業を分散するとともに、それぞれの品種に適した時期の収穫も可能になります。

(左:新潟米「新之助」、右:五百万石)

(左:ゆきん子舞、右:こしいぶき)

 

撮影協力:新潟県農業大学校

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