今年も新潟県農業大学校の学生が、稲作を学びながら栽培する新潟米「新之助」の生育の様子を御紹介します。
大学校では、4月28日に稲の種子を苗箱にまく「播種(はしゅ)」の作業を行いました。
播種に向けてあらかじめ下準備を行い、少し芽を出した状態の種子を、機械を使って均一に播きます。
苗箱の横の黄色いテープは、新潟米「新之助」の目印。管理や田植えの時に品種を間違えないための工夫です。
昔から農業には、「苗半作(なえはんさく)」という言葉があります。
苗の出来によって、その年のお米の出来の半分が決まるといって良いくらい、お米づくりにとって苗づくりは重要です。
田植えまでの約20日間、苗が健康に育つよう、学生たちはハウスの温度などに注意しながら苗の管理を行います。
撮影協力:新潟県農業大学校