6月24日、五泉市立 橋田小学校5年生のみなさんが、新之助を育てている学校田で「溝切り(みぞきり)」作業を行いました。
地元生産者の方が、小型エンジンで自走する専用機械に跨り、溝をつけていくと、
児童のみなさんからは、
「エンジンがついてる!」
「タイヤが一つなのに、倒れないで田んぼの中を進んでいくのがすごかった!」
「溝切りをしないと水の管理も上手くいかないから、大切な作業の一つだと思った」
と興味津々の様子。
そして、機械で溝をつけた後は、仕上げに、溝と溝とが交わった所を整える作業。
きれいな十字型で溝が連結するよう、生産者お手製の棒を使ってきれいに整え、こうした丁寧な作業が実はとっても大切であることを学んでいました。
画像提供:五泉市立橋田小学校
新潟米「新之助」公式サイトですが、たまには稲以外の話題も。
梅雨空の下、田んぼの稲は青々として生育しているところですが、麦が成熟期「麦秋(ばくしゅう)」を迎えています。稲が秋に黄金色に稔るように、麦にとっての収穫の秋であることから「麦秋」と言われ、初夏の季語の一つにもなっています。
6月22日、新潟県阿賀野市では、梅雨の貴重な晴れ間を逃さず、小麦「ゆきちから」の収穫が行われていました。ゆきちからは、高蛋白で製パン適性に優れているのが特長で、耐寒雪性や耐倒伏性も高いので雪国新潟でも栽培しやすい品種です。
近年は、国産志向の高まりや地元産小麦を使ったパンづくりなどで新潟県産小麦の生産を要望する声も増えていましたが、今年に入ってからは輸入小麦価格が急騰し、国産小麦がさらに注目されています。
6月1日、爽やかな青空の下、阿賀野市立笹岡小学校と神山小学校の5年生のみなさんが、両校で管理している学校田で新之助の田植えを行いました。新之助での取組みは今年で3年目です。
JA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ本部の皆さんや地元の生産者から教えてもらうと、さっそく裸足になって田んぼに入りました。
まずは、植える目印の線を引く農具を、みんなで息を合わせて転がして田んぼに枠線をつけます。
枠線をつけたあとは、それに沿って丁寧に苗を植えていきます。
「苗を植える深さは、皆さんの指で第二関節までだよ」と教えてもらい、泥のぬかるみに足を取られながらも、田んぼ一面にきれいに植えることができました。
この田んぼは、農薬に頼らず栽培するので、雑草の発芽を抑えるために「米ぬか」をみんなで撒きました。
田植えを終えた児童の皆さんからは、
「枠線を引く農具をまっすぐ転がすのが大変だった」
「田んぼの泥がひんやりして気持ちよかった」
「足が抜けなくなって泥んこになったけど、みんなで田植えができて面白かった」
「米ぬかを撒くなんてびっくりした!」
などの感想が聞かれました。
昨年、「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の小学校部門において「金賞」を受賞している両校。今年も金賞が取れるように、生徒さんから「がんばる!」と力強い声。
笹岡小学校と神山小学校のみなさん、今年もおいしいお米がとれるよう、力を合わせてがんばってください!
デンカビックスワンスタジアムとハードオフエコスタジアム近くの田んぼでも、新之助の田植えが行われていました。
農家さんが田植機を運転し、リズミカルにまっすぐ苗を植えていきます。
これから約4ヶ月、農家さんに大切に育てられながら、美味しいお米になっていきます。
こちらの田んぼでの新之助の生育状況も、今後、新之助公式SNSでお伝えしていきます。